津島の日記

主に映画、ゲーム、日常や愚痴を書きますよ🐏

日常映画ログ:タクシードライバー

2023初映画はタクシードライバーにしました✨1週間前くらいにみたやつです〜✨

 

選挙を控えた街でタクシードライバーをしている退役軍人のトラヴィスは、コミュ障に不眠症にうまくいかない毎日に行き詰まりを感じていた。何か大きなことを成し遂げたい、そう思った彼は鈍った体を再び鍛え始める。彼は一体何をしようというのだろうか。。。

 

ラヴィス怖い!一番関わっちゃ行けないタイプ。不眠症やコミュ障はしょうがないけどそれ以上にトラヴィスの性格に問題があるように思えました。。まず責任転嫁かな。ベッツィー(選挙事務所のお姉さん)のやつとか、うまくいかなかったことを自分ではなくて人のせいにするんですね。この人が良くないから自分の生活も良くないんだとか、この人のせいで失敗したんだとか、自分じゃなくてコイツが悪いみたいな、自分に非を向けることがなかったように思います。確かに他人が悪いこともありますが、まずは自分の行いを振り返るべきだと。そしてこれに伴って偏った強い正義感も。自分はこの人が悪いと思うから自分が始末してみんなを救わなければならない、そんなふうに思っていたような印象。それでいて押し付けがましい。自分はこう思うからこうした方が良いみたいなのを特にアイリス(12歳くらいの売春婦)にぶつけていた気がします。。確かにアイリスの置かれた状況は良くなかったですが、アイリスの事情も聞かずに売春は良くないからとやめさせようとしたりするのはちょっと違うのかなと。そしてラストのトラヴィス厄介ポイントは謎の行動力。はい、みなさんもうお気づきでしょ?「自分のうまくいかない生活のツケを他人に押し付けて悪者に仕立てては押し付けがましい偏った正義感からみんなのためにその人を始末しなきゃと思って謎のバチバチの行動力を披露する、何か大きなことをしたいという野望をもつコミュ障」が出来上がっちゃってますね。こりゃもう最悪、とんでもない犯罪を起こす匂いしかしません。。

しかしこの映画のラストは予想外にも予想外な方向へ。。。しかし私はあのラストで本当に良かったのか??と思ってしまいました。。なんかわだかまりが残ると言うかなんというか、トラヴィスを英雄扱いしていいのか?みたいな。まあとりあえずアイリスが一番可哀想でしたね、、

そしてこの映画ですが話の元になった事件があったよう、、そう思うとこのトラヴィスの描写も納得かも……。犯罪者の心理状況が生々しくてなーんかあまり快くは見れなかったですね。。