月見上げ
目に止まる影
立ちバック
嘶くが如し
(訳)
まだ夜8時頃。物干し竿を部屋からベランダに戻すために部屋の窓を開ける。ふと月でも見ようかなと空を見上げると隣のアパートの3階の窓に目が止まる。……立ちバックだ。レースのカーテンに立ちバックの影が写っている。そんな部屋の電気付けっぱかつ窓際で立ちバックなんてしたら外から丸見えでしょうが。それにまだ8時、立ちバックをするには早すぎる時間。全然人歩いているし。
だがその影立ちバックに妙な生命感を見た、まるで体の向きが逆の、通称逆ケンタウロスが嘶いているようだなぁ。。。。